効果のある成分

大袈裟な記事に注意!マカには本当に育毛・抜け毛予防効果があるの?

投稿日:2017年6月20日 更新日:

この記事の所要時間: 544

「マカには育毛効果がある」。そんな話を聞いたことはありませんか?

確かに、サプリメントなどにマカが含まれていることもありますから、体には良さそうですが、果たして育毛効果があるというのは本当なのでしょうか?

「マカの効果を知りたい」
「育毛効果があるなら試してみたい」

そのような方も多いでしょう。そこで当記事ではマカの成分や効果、髪との関係性についてお話ししたいと思います。

そもそもマカってなんなの?

マカとは
マカは数年前から、あらゆる栄養素を含んだ体にいいスーパーフードとして注目され始めました。

南米のアンデス山脈付近で栽培されているアブラナ科の植物で、その特徴はマカを栽培したその土地は不毛地帯になってしまうということ。マカがその土の栄養をすべて吸い取ってしまうんですね。

それだけでも何かものすごい量の栄養素を秘めていそうな感じがしますが、実際そうなのです。マカにはありとあらゆる栄養が含まれています。

特に球根部分がスゴイ!

マカは茎や葉よりも、球根に多くの栄養を蓄えています。したがって、サプリメントなどに使用される「マカ」とは、多くの場合この球根を粉末状にしたものを指します。

球根には必須アミノ酸20種のうち18種類が含まれており、その栄養価の高さから、現地ではスタミナ源として古くから愛用されてきました。

精力剤に使われることも

マカは精力剤に使われることの多い植物です。精力剤というのは、たとえばペニスのサイズを大きくしたり、勃起の持続時間を長くしたりすることを目的としたサプリメントですね。

胡散臭い商品も確かにあるのですが、それらの精力剤には必ずといっていいほどこの「マカ」が配合されています。

精力アップ効果を期待できることは間違いなさそうです。

マカに含まれる栄養素とは?

マカにはたんぱく質が豊富だといわれます。髪の毛はたんぱく質からできているのですが、たんぱく質の摂取量が少ないと、体内のたんぱく質は筋肉などの重要な部分へ優先的に回され、髪は後回しになってしまいます。

つまりたんぱく質が不足することは、髪への栄養供給が停止、停滞するのと同じことなのです。

では、マカに含まれるたんぱく質の量を見てみましょう。

マカをサプリメント状にしたものには、商品によりばらつきはありますが、だいたい100gに10g前後のたんぱく質が含まれています。これは多いのか少ないのかというと、少ないですね。

成人男性の1日当たりのたんぱく質の必要量は60gとされています。マカのサプリメントだけでこれをすべて補おうと思ったら、600g=0.6kgもの錠剤を飲まなければなりません。

これはさすがに無理があると思います。お金もかかりますし、その他の栄養素を摂りすぎてしまいます。

ちなみに、皮なし鶏むね肉には100g当たり25g程度のたんぱく質が含まれています。お肉なら100g~200gくらいペロリといけちゃいますよね。

マカのたんぱく質の含有量をやや大げさに書いている記事も見受けられますが、そこまで多いというわけでもないのです。それよりも「あらゆる栄養素をバランスよく取れる」という所にこそ注目すべきでしょう。

たんぱく質が含まれているというだけで「マカには育毛効果がある」などと言う人もいるようですが、だったら鶏むね肉にはもっと絶大な育毛効果があるということになります。

「育毛」という言葉の定義を拡げすぎると、「すべての食品に育毛効果がある!」となりかねません。それでは育毛について考える意義も薄れてしまいます。

たんぱく質はたしかに髪に良い成分ですが、それが含まれているだけで安易に「育毛効果あり」と断定するのはいかがなものかと私は思います。

ミネラルも補給できる

ミネラルとは、カルシウムやカリウム、ナトリウム、亜鉛、銅など全16種類の栄養素の総称です。

私たちの体の96%は炭素、水素、酸素、窒素でできていますが、残りの4%をこのミネラルが占めています。

ミネラルには体液量や酸、アルカリ度の調整、筋肉や神経の働きの調節に関与し、必要量はごくわずかなものの、体に欠かせない栄養素として知られています。

体内で作ることのできない栄養素ですので、食物やサプリメント、ドリンク等から摂取しなければなりません。マカにはミネラルが含まれておりますので、不足分を補給することが可能です。

必須アミノ酸の多くを含む

必須アミノ酸とは、体内で生成することのできないアミノ酸のことです。その20種類のうち18種類がマカには含まれています。その中でも注目すべきは「アルギニン」と「チロシン」でしょう。

アルギニンには、成長ホルモンの分泌を促進させる効果や、免疫力の保持、血流の改善効果があります。

たとえば発毛成分ミノキシジルは、血管を拡張させ血行を良くし、頭皮にも栄養を行き渡らせるという効能を有しますが、アルギニンにはそれと似た一面があるといえるでしょう。もちろん、アルギニンに発毛効果はありませんが、頭皮環境の改善には役立ちそうです。

続いてチロシンですが、これには代謝や自律神経の調整を行う働きがあります。ストレスを溜め込むと、体の様々なところに悪影響が及ぼされます。

実際、極度のストレスを受けた人の髪の毛は抜けてしまうことがあるのです。チロシンはそのようなストレスを緩和して、自律神経を整えてくれるため、育毛というよりは抜け毛や薄毛の予防にいいと言えそうです。

ビタミンB群も

ビタミンB群には、たんぱく質の吸収を促す作用があります。たんぱく質を摂ってもそれが体に吸収されないことには意味がないわけですから、このビタミンB群の存在は非常に大きいと言えるでしょう。

しかしこれもあくまでビタミンB群が含まれているというだけで、もっと多くのビタミンB群を含む食品はいくらでもあると思われます。

サプリメントはあくまで栄養「補助」食品であって、それを飲めば育毛に良い成分を余すところなく摂取できるというものではないのです。

どんなものでも、結びつけようと思えば育毛と結びつけることができます。こじつけとしかいえないような大袈裟な記事も多いので、あまり真に受けないように注意してください。

マカと育毛についてまとめ

マカと育毛について
以上、マカの育毛効果をご紹介いたしました。個人的には、マカを主食にしたりしないとその育毛効果は体感できないのではないかと思います。

ご飯の代わりにマカの球根を食べるわけです。それはちょっと難しいので、少なくとも育毛効果という面では、マカは栄養「補助」食品の域を出ないといえるでしょう。

それよりも、育毛剤を使ったり、食生活に気をつけたりしたほうが、よっぽど頭皮には良いのではないかと思いますね。

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